MITUBACI職人の新藤です。
今日はこだわりの「糸ノコフレーム」の紹介です。
糸ノコは、金属の切断に使いますが、時にはヤスリの様に細かな箇所を削ったりするときにも使用します。
普段使う糸ノコ刃は刃の厚さ0.3mmのVallorbe(スイス製)です。
写真の糸ノコフレームは私が入社した時から使わせてもらっています。
良く見るとフランス製!
会長がフランス留学から持ち帰った物かもしれません。
半世紀以上前のビンテージ工具だとおもわれます。
各パーツの合わせが素晴らしく良くノコ歯が緩んだり、曲がってついてしまう事もありません。
私の中でかなりこだわってる工具の一つです。無駄のないデザインの道具ってこれだけで作品ですね。
今でも手に入るなら自分用に欲しいくらいです。
これからもアトリエの年代物の彫金工具を見つけて紹介しますのでお楽しみに!
糸ノコフレーム・彫金につかう道具のお話