「誕生石の入った結婚指輪」ときくと、特別な感じがします。自分やパートナーの誕生石や好きな宝石が使われた結婚指輪はすてきですね。おすすめの誕生石の入れ方を紹介したいと思います。
手作りの結婚指輪でも、誕生石の入っている結婚指輪がいい
手作り結婚指輪のご案内をしている中で「誕生石を入れられますか?」と質問をいただく事があります。
MITUBACIでは、結婚指輪の内側に誕生石を入れることができます。
ここでは、おすすめの誕生石の入れ方をご紹介いたします。
人気のブルーサファイア・サムシングブルーの願いをこめて
一般的に、結婚指輪に入れる宝石は、リングの外側にダイヤモンド、リングの内側に「サムシングブルー」のブルーサファイアを入れます。
リングの内側に入れる宝石をのことを、シークレットストーンとも呼びます。
サムシングブルー(Something blue):
花嫁が幸せになれるという言い伝え、サムシングフォー(Something four) の1つ。
サムシングブルーは、幸せを呼ぶ色とされる青色のものを何か1つ身に着けると良いとされています。
サムシングブルーの言い伝えにならって、シークレットストーンに青い色の宝石、「ブルーサファイア」を入れる方が多いようです。
ブルーサファイアも素敵ですが、心をこめて手作りするこだわりの結婚指輪、MITUBACIではサムシングブルーにこだわらず、お二人らしい手作り結婚指輪になるよう、自由に好きな宝石(誕生石)を入れることをおすすめしています。
MITUBACIで結婚指輪に入れられる誕生石
こちらは、MITUBACIで入れることのできる誕生石の一覧です。宝石の特徴についてもふれていますので、参考にしていただければと思います。
1月 ガーネット
赤い柘榴(ざくろ)石をガーネットと呼びます。
岩の中にある様子はザクロの果実に似ています。
深い赤色の宝石です。
2月 アメシスト(アメジスト)
和名では紫水晶と書くように、紫色をしています。
水晶の中にわずかな鉄が含まれているため、紫色になります。
3月 アクアマリン
うすく淡い水色の宝石です。
こちらもわずかに含まれる鉄の影響で、水色になります。
4月 ダイヤモンド
いちばん硬い鉱物です。そのため、日常使いする結婚指輪の表面に留める宝石としてよく使われます。
また、カットすることで強い輝きを放つので、シークレットストーンのように小さな石でもキラキラ輝きます。
MITUBACIでは、一般的な透明なダイヤモンド以外に、アイスブルーダイヤモンド、グリーンダイヤモンド、ブラックダイヤモンドからお選びいただけます。
5月 エメラルド
新緑のような深い緑色の宝石なので、5月の誕生石にぴったりです。
6月 ムーンストーン
透明な石ですが、シラーと呼ばれるやわらかい光を放つのが特徴です。
7月 ルビー
ルビーとサファイアは、色が違いますが、実はコランダムという同じ鉱物です。
濃いピンクのものをルビーと呼び、それ以外のものをサファイアと呼びます。
8月 ペリドット
爽やかなオリーブグリーンの宝石です。
9月 サファイア
上記で説明したとおり、濃いピンク以外のコランダムをサファイアと呼びます。
オレンジや薄いピンク、グリーンのサファイアもありますが、MITUBACIでは一般的なブルーサファイアを使用しています。
ご希望があれば、ピンクサファイアも入れることができます。
10月 トルマリン
ブルーやグリーンの寒色系から、ピンクやオレンジ色など暖色系まで、さまざまな色味のトルマリン。
MITUBACIでは、ピンク色をした宝石を使っています。
11月 シトリン
黄色いトパーズをシトリンと呼びます。
富と繁栄のをもたらす幸運の石、と呼ばれるのも納得できる、黄色~オレンジの色味をした太陽のような宝石です。
12月 タンザナイト
タンザナイトは、「タンザニアの石」という意味です。青と紫の間の色、透明な青紫色の石です。サファイアのブルーとも、アメシストのパープルとも違う、空のようなとてもきれいな色の石です。
手作り結婚指輪に入れる、誕生石の選び方
「誕生石」という名前がついていますが、MITUBACIでは生まれた月にこだわらず、自由に選ぶことができます。
1、相手の誕生石を入れる
いつも身に着けている結婚指輪。
その内側に相手の誕生石を入れると、「離れていてもいつも一緒にいられる」そんな安心感があります。
2、自分の誕生石を入れる
慣れ親しんだご自身の誕生石を気に入っている方も多いのではないでしょうか。
その場合、ご自分の誕生石を入れるのももちろんOKです。
3、入籍月の誕生石を入れる
幸せな時をいつでも思い出せるよう、入籍月の宝石はいかがでしょうか。
入籍以外でも、プロポーズされた日、付き合った日、出会った日、お二人には様々な大切な思い出があるかと思います。そんな時をずっと感じられるよう、お二人にあった宝石を選んでみてください。
4、好きなカラーやお二人のイメージにあった誕生石を入れる
シークレットストーンは、周りからは見えないリングの内側にあり、お守りのような意味合いもあります。
「ラッキーカラーの赤色を入れたいのでルビー」といった選び方でもOKです。
また、「2人とも海が好きなのでアクアマリン」「夕日を見ながらプロポーズされたので、オレンジ色の宝石」、どれも実際にあった事例です。
お二人の歩んできた道がイメージできる宝石を入れても素敵です。
5、刻印と組み合わせで考える
リングの内側にはシークレットストーンだけではなく、刻印も入れることができます。
お名前や結婚記念日の刻印のあとに、お二人の誕生石を並べて留めると、まるでお二人が寄り添っているように見えて、結婚指輪のシークレットストーンにぴったりです。
また、
〇(パートナーの誕生石) & 〇(ご自分の誕生石)
と、お名前の刻印ではなく、それぞれの誕生石と「&」の刻印を組み合わせるのも素敵です。
もちろん、刻印は入れずに、誕生石のみでもOKです。
6、リングの外側に入れる
誕生石をリングの外側に入れることができますか?というお問合せをいただくことがございます。
ダイヤモンドはもちろん、ルビー、サファイヤのように硬い石であれば入れることもできる場合がございます。お気軽にお問合せください。
誕生石の留め方・手作り結婚指輪にシークレットストーンとして留める場合
手作り結婚指輪で誕生石を入れる場合、お二人がリングが作ったリングを一度職人がお預かりいたします。
職人がシークレットストーンとして誕生石を入れ、1時間程度で完成させてお渡しいたします。
シークレットストーンは、結婚指輪の内側に誕生石を入れるくぼみをつけ、お選びいただいた誕生石を乗せます。その後4点の爪を作り誕生石をしっかり留めていきます。
難しい作業ですが、ベテランの職人におまかせください。
誕生石の価格
MITUBACIの場合、リングの表に入れても、内側に入れても5,500円です。
一般的にシークレットストーンの相場は5,500円程度のようです。
まとめ
手作りの結婚指輪に誕生石を入れる、といっても、様々な方法があることが伝わりましたでしょうか。
誕生石は必ず入れなくてはならないものではなく、オプションです。
リングの表面にきらりと輝かせたい場合は表にダイヤモンド、お仕事の関係で落ち着いた結婚指輪を希望している場合や、きらきらするのが苦手な方は、シークレットストーンに誕生石を留める、というように、生活スタイルや好みによって選んでも良いかと思います。
宝石はどれ一つとして同じものはありません。
色や輝きはWebサイト上でお伝えするのにも限界があるので、是非一度MITUBACIに遊びにきていただき、実物をご覧になってみてください!
その際は、お二人らしい手作り結婚指輪が作れるよう、職人に相談してみてくださいね!