結婚指輪の支払いは男性と女性のどちらが負担する?割り勘は普通なの?

人生の大きな節目のひとつとなる「結婚」。結婚指輪は、その結婚の証として夫婦ともに身につけるものです。ただ、決して安い買い物ではないだけに、指輪の購入費用に悩む人もいるのではないでしょうか。ここでは、結婚指輪の支払いは男女のどちらが負担しているのか、男女それぞれの声も交えて説明します。

結婚指輪の支払い方法は意外と柔軟

さあ結婚!といっても、さまざまなステップがあります。そのひとつに婚約があり「婚約指輪」を贈ることが少なくありません。こちらは、男性から女性への愛の証として贈られるもので、女性だけが身につけることが大きな特徴です。また結納品と考えることも多く、婚約指輪の購入費用は男性が負担することが多いと思います。一方「結婚指輪」には「夫婦2人のもの」との考えが一般的で、そのため、購入費用負担について明確な決まりは存在しません。
結婚指輪の支払い方法に迷ったときは、既婚者の意見を参考にするとよいでしょう。結婚指輪の費用分担についてのアンケート結果(ゼクシィ:先輩花嫁へのアンケート<結婚指輪の費用分担について>)によると、男性が全額負担したケースが約45%になることがわかりました。こちらは、回答者のなかで最も多い数値です。また、負担内容は異なるものの、男女2人で出し合うケースも少なくありません。具体的な方法として、費用を割り勘にするほか、それぞれが相手の分を払う、それぞれが自分の分を払うなどが挙げられています。ちなみに、指輪の費用を女性が全額出すこともありますが、回答者数の約5%に留まっています。

男性が支払いを負担するケース

先述のアンケートで最も多かったのは「男性が支払いを負担するケース」です。その背景には、男女それぞれの思いが反映されています。ここでは「男性の声」と「女性の声」を取り上げます。

男性の声

男性のなかには、自分が払うべき、自分が払うのが当たり前と思っている人が少なくありません。また、男性が購入して贈るものだとの声もあり、これまで築かれてきた結婚指輪への考え方が根強く残っているようです。その結果、自分と一緒になってくれる女性に敬意を示したい男性も少なくありません。一方、愛する女性に独身最後のプレゼントをしたい、無理してでも支払って見栄を張りたい、などの理由も見られます。

女性の声

一方、女性にとって結婚指輪は特別なものという考え方があります。そのため、結婚指輪を男性からプレゼントされたいと願う女性が少なくないようです。結婚に対する夢や憧れを抱いていることも多く、結婚指輪はその象徴と言えるでしょう。特に、婚約指輪を購入しなかった場合、結婚指輪への思い入れは強くなるのかもしれません。
また「男性の声」と同じく、結婚に対する一般的なイメージが費用負担面に反映されているようです。ただし、男性側と女性側とでは考え方が真逆になることが少なくありません。女性のなかには、特にお互いの家の関係として、相手の家に嫁ぐ、あるいは相手の姓に変わるとの意識が強いため、結婚費用は男性側が負担すべきといった考え方も見られます。

女性が支払いを負担するケース

結婚指輪の代金を女性が負担するケースについて、先述のアンケート結果では約5%と極めて少ない数値だとわかりました。結婚指輪の費用を女性が支払うのにはどのような理由があるのでしょうか。その本音に迫るためにも「男性の声」と「女性の声」それぞれについて説明していきます。

男性の声

女性が費用を負担する背景には、結婚における費用をお互いに負担するようにしたい考える男性の存在があります。婚約指輪を男性が購入した場合、結婚指輪費用は女性に負担してほしいと願う男性も少なくありません。婚約指輪のお返しとして、女性から時計などのプレゼントを贈ることもありますが、そのようなプレゼントに限られた二人の結婚費用を使ってしまわずに結婚指輪の購入に当てた方が良いと考えることもあるようです。

女性の声

一方、女性側の考え方には、先述した男性の声に通じる内容も少なくありません。婚約指輪のお返しとして、ほかのものを贈るのではなく結婚指輪の費用を負担したい人もいるようです。また、男性側に十分な収入や貯えがない、自分のほうが収入があるなどの事情から、女性が結婚指輪の購入費用を負担するケースもあります。

割り勘にするケース

結婚指輪を購入するとき、男女どちらかが全額負担するだけでなく、2人で出し合う方法もあります。もちろん、負担する割合はケースバイケースです。割り勘にするだけでなく、男性側と女性側のどちらか一方が多く負担する場合もあります。

男性の声

男性の場合、お互いに収入があるなら、結婚指輪の費用負担も割り勘にするのが平等と考える人も少なくありません。その背景として、正社員として男性と同様に働く女性が増えたことや、男女の給与差が少なくなっていることも関係しています。特に、合理的な考え方をする男性にとって、結婚指輪だけでなく結婚にかかる費用全般を、二人で平等に負担するという考えがあるようです。

女性の声

結婚指輪は、これから2人で生活していくための証であり、一緒に生きていくための象徴になります。そのような意味もあり、結婚指輪の費用は2人で負担するのが望ましいようです。ただし、完全な割り勘ではなく、ある程度であれば負担してもよいと考える女性もいます。また、好きな指輪を買うために、自分の分を自分で支払ってもよいという人も。
また婚約指輪のお返しに女性も結婚指輪の代金を出して割り勘にする場合、男女の結婚指輪を同じにするのではなく、男性用にはボリュームがあり、その分価格が高いものを選ぶという選択肢もあります。

そもそも結婚指輪の相場は?

結婚指輪の購入に際しては、費用負担の割合を把握することが大事だとわかりました。もちろん、カップルそれぞれに事情があるため、どのような形がよいのかは一概には言えません。収入や生活環境、そして価値観の近い、身近な先輩カップルの意見などを参考にしながら、お互いが納得する形で決めるようにしましょう。
そのうえで、結婚指輪の相場を把握することも大切です。「ゼクシィ 結婚トレンド調査2020」によると、結婚指輪2人分の費用は平均25万1000円とされています。2人分で20~30万円と考えておくとよいようです。なお、結婚指輪の費用は女性用のほうが少し高い傾向があります。その理由として、婚約指輪を用意していなかった場合、女性用の結婚指輪にはダイヤや宝石を埋め込むことも多いためだと考えられます。

結婚指輪を結婚費用の一部として準備するカップルもあり

結婚のタイミングや結婚式を挙げる時期は、カップルによって異なります。しかし、結婚に際しては、結婚式や披露宴、新婚旅行、新居など、さまざまな費用が掛かるものです。そのため、結婚準備資金として2人でお金を貯めて、結婚指輪を結婚費用の一部として2人の共用財布から出すカップルもいます。このようなケースは、結婚指輪の費用を割り勘にするカップルに見られる傾向にあり、共用財布を持つカップルにとっては自然な選択肢なのかもしれません。

お互いに指輪を贈り合うことも

結婚指輪の代金を割り勘にするだけでなく、自分の指輪は自分で払う方法があります。そうすることによって金銭面で遠慮する必要がなく、自分好みの指輪を選べるでしょう。一方、相手の結婚指輪を購入し、お互いに贈り合うカップルも増えています。プレゼントし合った指輪には愛着を感じることが多く、相手への思いや絆が深まることにもつながります。

そしてお互いに指輪を作りあうのはいかが

お互いの結婚指輪を手作り


また、結婚指輪は購入するだけではありません。お互いの結婚指輪を手作りしたうえで、プレゼントし合うこともできます。
結婚指輪は「結婚の証」であり、夫婦の絆を深める大切な存在です。そのためには、2人で話し合って納得できる結婚指輪を選ぶ必要があります。もちろん、費用負担も大きな課題と言えますが、結婚指輪をお互いに手作りすることも選択肢のひとつです。「MITUBACI」なら、価格面でも、一般的な平均価格よりリーズナブルな予算で、作った時から二人の愛着のこもった結婚指輪を選ぶことが出来ます。

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※こちらの「指輪選びのお役立ちコラム:一般的な指輪のお話」は、外部の記事ライターに取材と執筆を依頼した記事です

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