一般的に、結婚指輪を購入後ずっと身に着ける人も多いのではないでしょうか。そのため、「安い結婚指輪では後々が不満が出てくるのではないか」と心配になってしまう方もいるかもしれません。
結婚指輪にかける金額に悩むカップルは少ないようです。そこで、この記事では「結婚指輪の金額に関わらず、満足できる結婚指輪の選び方」について詳しく紹介します。
結婚指輪の相場はどれくらい?
マイナビウェディングが行った調査によると、結婚指輪の相場は「2本分で21万7000円」という結果が出ています。購入価格帯で最も多いのは「20~30万円(1本分10~15万円)未満」です。この価格帯は全体の53.9%を占めています。次に多かったのが「10~20万円未満」で、34.7%でした。また、結婚指輪を選ぶ基準として「デザイン」が54%も占めており、「リングの幅はどうするのか」「ダイヤモンドの有無」などにこだわるカップルが多いようです。結婚指輪は長く身に着けるものなので、自分が気に入ったデザインの指輪を選びたいですよね。
ちなみに、デザインの次に多かったのが「店舗スタッフの対応やサービス」で44%です。購入後にサイズ直しなどを依頼する可能性もあり、今後のつきあいを考慮して店舗スタッフの接客を重要視するカップルもいます。また、相場は約22万円ですが、結婚指輪はあくまでも結婚の証であるため、高額なものにこだわる必要はないというカップルが少なくありません。「安くても2人が気に入るもの」を望んでいる場合も多いようです。
値段にこだわらない結婚指輪選び
こちらでは、「結婚指輪の値段にこだわらず、お好みのリング選びをする方法」について紹介します。
値段よりもデザイン重視
2020年に行われたマイナビウェディングの調査では、カップルが結婚指輪を選ぶ条件の1位にランクインしているのが「デザイン」でした。気に入った指輪であれば、値段が安いと感じるものであっても満足感を得ることができます。約60%が「安くても結婚指輪が欲しい」と回答していますが、40%は「妥協はせず、気に入るものが見つかるまで待つ」と答えているのです。結婚指輪は身に着ける人の雰囲気に合っており、自然になじむような似合うものを選ぶのが良いでしょう。たとえば、指の太さや形、肌の色などは一人ひとり違います。その人の指とのバランスが良いものを見つけることができれば、指輪の値段が安くても左手の薬指が美しく見えるものです。
ブランド物にこだわらない
特定のブランドにこだわりがなければ、小さな工房やショップも見てみましょう。
一般的には大手ブランドと同じリング素材や形状であっても、安く選べることが多いです。
ブランドの指輪であることより、自分達に似合っているかどうかを重要視する場合、気に入れば安いものでも後悔することはありません。
お二人らしい結婚指輪を望む場合、ブランド性よりも、デザインや雰囲気が好みにあっているか、指輪の出来上がるまでのストーリーなどをチェックしてみると良いでしょう。
安くおさえて、新婚旅行や結婚式にもお金使いたい
結婚では出費がかさみます。そのため結婚指輪の値段を抑え、指輪で抑えられた分を新婚旅行などほかの結婚資金のために使うというのもひとつの方法です。指輪の相場は2本分で22万円前後であり、これを半分の費用に抑えることができると、11万円の余裕ができます。この資金で「結婚式をより豪華にする」「新婚旅行のグレードアップ」をすることも可能です。お二人が結婚式や新婚旅行にこだわりたいと納得しているのであれば、結婚指輪の値段を抑えても後々不満に感じることはないでしょう。
お二人が満足いくことが大事
結婚指輪を毎日身に着ける人も多いことから、夫婦ともに指輪に愛着を持ち、満足できるものを選ぶことが大事です。
満足できる指輪を見つける際には、値段やデザイン以外にもつけ心地やサイズも重要です。違和感を感じるような指輪を長く身に着けていたいと感じる人は稀ですよね。
結婚指輪の着け心地を大きく左右するのは、リングの太さと形状です。
リング幅はショップによっては、1㎜単位で選べます。
リング形状はオーバル(角を削って丸みのある形状)フラット(角を残してシャープな印象の形状)内甲丸(内側の角を削って着け心地を良くしている形状)など、様々です。
リングの太さや形状によってかなり着け心地がかわりますので、是非気になるリングを実際に着用してみてくださいね。
また、お二人のお好みのリングを見つけることも大切です。
既製品を選ぶ場合、すでにデザインがペアで決まってしまっているため、お二人の好みが一致する結婚指輪を選ぶことが難しい事も多いようです。
一致しなかった場合には夫が妻の好みに合わせるケースも多く、アンケートによると、94%もの男性が妻の好みを優先すると答えています。
「妻を喜ばせたい」「女性のほうが結婚指輪が特別だと感じている」といった意見のほか、「とくにこだわりがない」「仕事の関係上、指輪を身に着けている時間が短い」などの回答がありました。
こちらの回答、女性としては嬉しい半面、せっかく二人で身に着ける結婚指輪なのに、少しさみしいですよね。
自分の好みでないものをつけるという事は、徐々に結婚指輪をしなくなってしまう理由にも繋がっていきます。
長く身に着ける結婚指輪、できればお二人揃って気に入る結婚指輪を見つけたいですよね。
そんな時は、オーダーメイドの結婚指輪や、安くてもデザインの自由度がきく、お二人自身で作る手作り結婚指輪も候補に入れて見るとよいと思います。
手作り結婚指輪がおすすめな理由!
満足できる結婚指輪の候補として、手作りに挑戦するという方法もあります。こちらでは、手作りの結婚指輪のメリットについて紹介します。
好みのデザインが可能
「さまざまな店舗をまわっても、お気に入りが見つからなかった」「自分たちだけの完全オリジナルの指輪が欲しい」という場合には、手作りの結婚指輪はおすすめです。リング素材やリング幅、ダイヤモンドの有無まで自分たちの好みに合わせることができるため、既製品にはない魅力のある、世界でたったひとつの指輪が完成します。
また、お二人それぞれが違う素材や幅、デザインを選んでもOKなので、愛着をもって身につけることができます。
その場合、リングの刻印やリング内側に留めるシークレットストーンなど、1か所統一するとお揃い感が出るのでおすすめです。
一生の思い出になる
ご自身の結婚指輪を自分で作る方が多いですが、妻が夫のものを、夫が妻のものをというように、お互いに相手の分を作っても素敵です。
パートナーが作ってくれた指輪だと考えると、いっそう喜びも増しますよね。また、指輪を見る度に手作りをしたときの思い出が蘇り、幸せな気持ちになることもできます。デザインにもよりますが、指輪作りに慣れていない人が初めて挑戦しようとすれば、難しい部分も出てくるでしょう。それでも、お二人がお互いを思いながら共同作業で作った結婚指輪があることで、相手を大切にしようという気持ちにもつながってくるのではないでしょうか。
リーズナブルに作れる
手作りの結婚指輪は既製品を購入するよりも圧倒的にリーズナブルです。
デザイン料が値段に含まれていることも多いジュエリーブランドと比較すると、手作りであればそういった費用がかかりません。一般的に、手作りの結婚指輪を作る際の費用は「製作費+材料費」です。さらに、指輪に宝石などをつける場合のオプション料が必要になる場合もあります。しかし、「MITUBACI」では材料費がすでに基本料金に含まれているため、別途かかることもありません。プラチナで作る場合も18KGで作る場合も価格は同じであり、リーズナブルなのが魅力です。指輪に「メッセージや結婚記念日などを刻印する」「表面仕上げをする」といったことも無料です。
また、ダイヤモンドや誕生石を指輪に入れたい場合もさまざまな種類が用意されています。ダイヤモンドは通常のシンプルなダイヤモンドのほか、アイスブルー、グリーンダイヤ、ブラックダイヤの4種類があります。シークレットストーンと呼ばれている、リングの内側に埋め込む誕生月や記念月の石も12種類あるなど、オプションに関してもリーズナブルな価格です。このように、手作りの結婚指輪はリーズナブルな値段で満足感とつけ心地の良さ、どちらも手に入れることができる方法といえます。
値段よりも愛情を大事に。
結婚指輪は値段よりデザインや愛情面を重視するカップルが多いです。既製品でも好みのものが見つかる場合がありますが、より思い出に残る結婚指輪を身に着けたい場合には、手作りするのもおすすめです。お互いに相手のものを作れば一生の思い出になり、デザイン面でも満足ができる指輪を身に着けることができます。「MITUBACI」は材料費が料金プランに組み込まれており、リーズナブルなので、選択肢のひとつとして検討してみてくださいね。
※こちらの「指輪選びのお役立ちコラム:一般的な指輪のお話」は、外部の記事ライターに取材と執筆を依頼した記事です