手作り結婚指輪の旋盤加工
MITUBACIでは、手作り結婚指輪のオプションとして、新しく「旋盤加工(せんばんかこう)」を開始しました。旋盤という機械自体を知らない方も多いと思いますので、こちらでご紹介します。
旋盤とは
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旋盤とは、主に金属を切削する機械のことです。削るものを回転させて、固定されたバイトと呼ばれる切削工具で切り出していきます。指輪の制作以外では、機械部品やネジの制作に使われます。
指輪の旋盤加工は、指輪を回転させて、専用の刃で削っていきます。そうすることで均一なオーバル(甲丸)の形の指輪を短時間で作ることができます。また、刃を変えることで、指輪の中央にラインを作ったり、ミル打ち模様を付けたりできます。
機械の説明についてはこちらの記事も読んでみてくださいね。
MITUBACIの旋盤加工
MITUBACIでは旋盤加工として、新しく6種類の加工を開始しました。それぞれについてご紹介します。
オーバル
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リングが丸みを帯び、見た目も着け心地もやわらかい形になります
リングのサイドを旋盤で削ります。指輪全体が丸みを帯び、見た目も着け心地も、つるんとやわらかい形になります。甲丸という呼び方をするお店もある形です。
マーレ
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イタリア語で海を意味し、波のようなくぼみを表現します
イタリア語で海を意味し、波のような、U字型のくぼみを表現します。こちらの加工は、2.5mm以上の幅から加工することができます。
アルプス
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リング表面にアルプスの山のようなシャープな形を作ります
リング表面にアルプスの山のようなシャープな形を作ります。
ライン
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リングの中央に線状の溝をアクセントとして入れます。
オーバルの形に整えたリング中央に、線状の溝をアクセントとして入れます。左の写真の指輪のように、指輪全体をつや消しにすることもできます。つや消しされた指輪の上のラインは、より強調されますね。
センターミル
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中央に極小の歯車(ミル)をあて小さな粒をつけます。
オーバルの形に整えたリング中央に、極小の歯車(ミル)をあて小さな粒をつけます。とても小さくて可愛らしい歯車ですので、加工の際にはそちらも見ていってくださいね。
サイドミル
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ミルを両サイドに二本入れ、輪郭を強調します*。
ミルを両サイドに二本入れ、輪郭を強調します。こちらの加工は、2.0mm以上の幅から加工することができます。
旋盤加工は、プラチナ・K18ゴールド、どの素材でもお選びいただけます。
サンプルもご用意していますので、ぜひ一度MITUBACIでご試着してみてくださいね!